水商売未経験の20歳のクソガキがオーナーママに。

水商売未経験で、20歳の時にラウンジを開業しました。気付けば12年間第一線で走ってきました。成功の秘密などを綴っていけたらな、と思います。

素人が夜のお店を始めるにあたって。物件選び。

「私がママになったら働きに来てくれる?」とは言ったものの・・・

 

前回の記事で書かせて頂いた通り、

水商売未経験、バイト経験無しのクソガキがキャバ嬢の友達たちの愚痴を聞いて「私がママになったら働きに来てくれる?」と言ってはみたものの・・・

 

ならいざ何から始めたらいいのか正直分からなかった。

まずお店を出すってどうやったら出せるのかということ。

 

 

 

とりあえず調べたら、警察署へ届け出が必要なことが分かった。

届け出のことに関しては、次の記事で書きたいと思う。

 

警察署への届け出にあたって、まずお店をどこに出店するかを決めないと、管轄の警察署が分からないのである。

 

なのでまず物件選びからスタートさせた。

どこに店って出したらいいの?水商売の経験が無いから、どこのビルがいいか分からない・・・物件選びのポイント。

 

本当に大事なのが物件探しだ。

 

経験が無いため、どこのビルに出店するのが正解か分からない。

 

「どこかの店に下積みで入ったほうがいいのだろうか・・・」

「流行っているお店の隣とかのほうがいいのかな・・・」

「いや、それだと流行っているお店に全部人が流れて終わるか・・・」

など色々頭の中で考えたのも10分で終わり。

「いや、とりあえず時間はあるし自分の目で確かめたほうがよくね?」と結論が出たのだ。

 

頭で色々考えてみても、それは空想にしか過ぎず、肌で体感したほうが分かりやすいからだ。

 

一日一日がもったいないので、思い立ったらすぐ行動!

すぐに繁華街に向かった。

 

繁華街に着いて私がしたことが、のちのち大きなポイントになるので説明します。

 

先ほども言いましたが、新規オープンのお店は物件選びが本当に大事です

なのでこの物件選びには、しっかり時間を使いましょう。

そしてここは誰かに聞いて決めるのではなく、しっかり自分の目で肌で感じてください。

そして昼に物件を内見するだけでは、全く意味がありません。

 

夜の時間帯に行って、飲みに出ている人の空気感や話している言葉などにアンテナを張り巡らせてください。

 

まず私がしたことが、繁華街すべてのビルの前でしばらく張り込む!!

言葉だけ聞くと非常に怪しいですが、そこのビルの特色をまず掴んでください。

 

  • ビルに出入りしているお客さんの年齢層
  • お客さんの職種(スーツを着ているのか作業着を着ているのかなど)
  • そこのビルで働いているホステスさん達の年齢層や服装
  • 何店舗ぐらいのお店が入っているビルなのか

これらを毎日何軒ものビルを回って、ノートに書き殴りました。

 

そうすると、ビルごとの特徴に気付きます。

 

  • 「ここのビルはお客さんの年齢層が高いな」
  • 「ここは若いホステスさんが多いから、お客さんも若い元気な人が多い印象だな」
  • 「このビルは会員制のお店が多いから、少し敷居が高いビルだな」
  • 「ここのビルは、割と早い時間から開いているお店が多くて、早く閉まるお店が多いビルだな」

などと言ったことに気付き始めると思います。

 

そのビルの特徴を生かすも殺すも自分次第

その見えてきたビルの特徴を、ただのデータとして終わらせるのではなく、どう生かすかが最大のポイントになってきます。

 

まず最初にしてほしいのが、自分のお店の特徴や「売り」「目指す店のイメージ」は何なのかをしっかり考えて気付くことです。

 

私のお店を例にとって見てみます。

 

私のお店は私が若いこともあり、確保できるスタッフもきっと若い女の子たちが多いだろうな、ということ。

そうなると、先ほど調べた「若いホステスさんが多いビル」に出店したほうが、お客さんもそういうお店を求めてくる人が多いので、新規獲得が簡単に出来そうでいいように思いがちですが、

私は「ちょっと待てよ」と思ったのです。

 

確かに似たような年齢層のお店ばかりが入っているビルだと、一見分かりやすくていいように思うけど、「それって他の店と同じになって、埋もれないか・・・?」と思ったのです。

 

ホステスさん達の年齢層が高いビルに、あえて若い女の子のお店を出すほうが目立つのでは・・・?と思いました。

 

正直ここは賭けのような気もしますが、水商売の経験が無い人間がママをしようとしているのです。

一般論だけで進めていくと、当たり前に下積みを積んできたお店には勝てないな。と思いました。

 

なのでここは、他店との差別化を図ることがうちの最大の売りなのではないか。と考えました。

 

「ホステスさんたちの年齢層が高くて、会員制のお店が多い少し敷居の高いビル」に、「若い女の子が多い、飛び込み大歓迎!誰でもどうぞ!」のお店を出すことが、一番対局にあって一番差別化出来るのではないか、と。

 

こうして自分の中でだいたいの物件選びが明確化しました。

 

いざ内見!管理人は半笑い。

ビルに貼ってある「テナント募集!」の看板に書いてある電話番号に電話をして、次の日内見させてもらうことになりました。

 

待ち合わせ場所に、20歳の子供が来たので管理人の方は会った瞬間に半笑いでした。

管理人の気持ちはすぐ伝わってきました。

「あー、冷やかしか。」

「こんな未経験の子に出来るはずがない。」

「どうせオープンしても、すぐ潰れる。」

そう思われているな、と痛いほど分かりました。

 

でもそんなことはどうでもいい!どう思われたって結構!だってこの人、お客さんじゃないし。と思い、管理人に適当に答えられても何度も繰り返し納得いくまで聞きました。

 

居抜きで入れそうだったこともあり、ここに決めていざ契約です。

 

契約にあたり、敷居が高いビルということもあり審査が厳しく、なおかつ私が20歳の未経験で正直なんの信用も無いことから、保証人になれる人の条件なども事細かに言われました。

 

未経験でこの歳で店を出すって、当たり前ですが「あー、こんなにも人から無理だ。出来るはずがない。」と思われるんだなあ、と痛感しました。

 

そんなとき私が思ったのが、「だからどうした?だったらそれ全部見返して、お前らの考えひっくり返してやるよ」という口の悪い想いです。(笑)

 

でも今もその想いは変わりません。

それが私の中での一番の原動力になっています。

 

 

こうして場所が決まり、次は開業にあたってのお金の話です。

それは次の記事で・・・